どのよにしたらこの防御耳を突き破ることができるのでし ょうか。
それは、高波域音声を脳内で左右に連続シャッフルさせてしまえばいいのです。
この方法は寝起きなど、左脳が完全に覚醒する前に高波域の音声を左右の耳に往来(パン)させる方法です。左耳は右脳に、右耳は左脳に通じていますから高周波音を左右に往ったり来たりさせると視床下部が興奮し、近くの扁桃核を刺激します。その際に脳の神経細胞がドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質を放出しますから、それにより、日本語耳のデイフェンスを突破させることができるのです。
脳をコンピュータにたとえると、左脳は“デスクトップ”、つまり、意識表示部分にあたるわけですが、その“左脳デスクトップ”の電源がONになる前にこの高波域の音声によるこの連続シャッフル・パンをおこなうのです。そうすれば、その威力たるや、100メガトン級の水素爆弾なみです。これであなたも一気にリスニング特権階級の仲間入りです。これを行うには私たちの寝起きの催眠と英聴革命パワネイティブ
音声ファイルを聴いてください。
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【音読法について】
さて、これらの三種の神器でリスニング耳を開発しながらおこなうのが、寝起き(催眠後)の音読法です。これは非常に効果があります。センテンスのリピーティング音声に合わせて音読を行います。先にも述べましたが、その部分をリピートさせながら~「And always ・・And always・・And always・・」~といった具合です。覚醒時の音読はリスニング耳に関しては全く無駄です。必ず、寝起き、寝る前に私たちのネイティブ音声ファイルを聞いてください。
そして、昼間の起きている時間帯に英文と日本語訳を突き合せておくのです。それでこそ寝起きの催眠作戦は功を奏します。
このようにしてワンセンテンスずつ進めていきます。前日の部分は必ず復習しましょう。1章分位仕上がってきたらその部分を一気に聴いたあと理解できない部分を確認しつつ音読も一気に行います。更に一緒に音読すれば完璧です。
その際、発音を言葉ではなく“音(おと)”として真似ることがポイントとなります。この単語ならこう発音することではなく、単純に真似るのです。江戸家猫八という芸人をご存知ですか。彼はほんものそっくりに“猫の鳴き声”や“鈴虫の声”などを真似ることができます。ネコはニャーニャーではないわけです。このようにネイティブ音声を“音(おん)”として発声するのです。
そのためには右脳を働かせなければなりませんが、寝起き(催眠後)だとこれができるのです。不思議ですが本当です。"L"とか"R"の発音もどういうわけか完璧なのです。日本人がわざとらしくいうものとは明らかに違います。録音して後で聞いてみると面白いです。この時点で自分の発音がネイティブみたいになっているのにはビックリするはずです。これがすごく自信になります。寝起きから2、3時間位はあなたの発音は限りなくネイティブに近くなっています。それは右脳から発せられている発音だからです。
このようにアクセントが向上してくるとリスニング耳のニューロンもぐんぐん伸びていきます。これを繰り返していくとあなたのスピーキングのアクセントはノーマル時でも落ちることなく完成されていくのです。
三種の神器はあくまでもリスニング耳を開発するツールで教材そのものではありません。教材、つまり、英語の知識がなければ当然頭打ちになります。そこで、私たちの実力アップ音声ファイルをご紹介いたします。